春の兆し

2024.4.30 記入者:大岩(サービス管理責任者) 

 

 

「蛇のこと聞きました?このあいだ玄関に蛇がでて捕まえたんですよ」

 

冬のあいだの土の眠りから覚めたであろう蛇がひょろりと目黒恵風寮に顔を出したようで、夜勤明けの支援員Kさんがそんなことを教えてくれました。4/24からは「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まるなど、各地では真夏日に迫る気温が観測され、すでに暑い日がみられています。また、ご利用者Iさんの首すじに小さく白い虫を見つけたスタッフが「え、なにこれ?虫??なに???!」とどよめいたり(コクロヒメテントウの幼体だったので逃がしました)、道を探検している巨大ミミズを見つけたスタッフに「ちょっとちょっと大岩さん!!」と助けを求められたり(畑に帰しました)、春の兆しがあちらこちらでみられます。

 

赤い果実は利尿や便秘の治療にも薬用されるというノイバラ

 

ところで先日、ご利用者を対象とした健康診断をおこないました。

 

身長・体重測定、腹囲・採血・心電図・胸部レントゲンといった検査項目について、目黒恵風寮では春と秋の年2回に分けて毎年おこなっており、去年にひきつづき今年も日本介護福祉施設健診協会に依頼し事業所内でおこないました。健診結果が後日届いてからは、結果について看護師を中心に嘱託医師(内科・精神科)と共有・連携し、必要に応じて医療機関への受診や処方薬の調整・相談と、こまやかに対応していくこととなります。

 

 

ご利用者Mさん、心地良いお天気の日に。

 

 

 

ご利用者によっては痛みをふくめた心身の異変に気がつかなかったり、異変についてうまく言葉などで伝えることがむずかしい方も多くいらっしゃいます。そのため、病の早期発見と早期対応のためにも健康診断はとても大事な機会となっており、安心できる暮らしのための一助となっています。

 

 

だれもいなくなった食堂でゆったり過ごされるご利用者Iさん

 

 

「え?どこ行くの?」とキョトン顔でドライブ外出に行かれたご利用者Sさん

 

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