鯉と花

2024.4.19 記入者:大岩(サービス管理責任者) 

日中活動の場である作業棟に行くまでの道中に泳ぐ鯉のぼり

 

山奥にある流れの速い滝を立派に登り切った鯉が龍になって天に上るという中国の故事、日本では『鯉の滝登り』という民話が由来になっているという縁起物の飾りとして、のびのびと泳ぐ姿が各地でみられる季節となりました。そのため今年も風のガーデンに鯉のぼりを飾り、ご利用者のみなさんはじめ、行き交うみなさんが楽しめる風景をこしらえました。

 

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ガーデンを横目に日中活動へ向かうご利用者Tさん

 

花畑班のご利用者Kさん(右)と支援員Nさん(左)
花の水やりをするご利用者Tさん

 

鯉のぼりのかたわらでは花畑班の日中活動で花の苗植えや水やりがおこなわれ、そこでは世界の忙しさや国家の枠、民族の壁や歴史の重苦しさもあしもとに遠ざかり、ただただ花や草葉の露のうつくしさが、なにげない牧歌的な暮らしの断片が風にのって流れこんでくるようでした。

 

「なにこれ~!花なの?きれいだね」

「なんだこれ~花ぁ?」

 

ご利用者によって反応はまちまちですが、いつもの通り道をつつましく彩る花が、きょうも風に吹かれてそよそよとにこやかにゆれています。

 

 

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