ポチャッコ

2024.5.16 記入者:大岩(サービス管理責任者) 

 

  

散歩や近隣のおでかけやガーデンでのお茶のひとときなど、木漏れ日がゆらめくなかを風がさらさらと吹き、肌にここちよい季節となりました。

 

風のガーデンの畑には園芸ボランティアとして毎週来ていただいている地域のみなさんにご協力いただき、ナスときゅうりの苗を植えました。これからは野菜が育つようす、育てるためのご利用者との水まき、観察などの楽しみが待っています。

 

  

心地良い風が吹くなかゴキゲンのご利用者Sさん

 

風のガーデンの手入れをしてくださるボランティアのみなさん(左)
お茶をするご利用者Iさん(中央奥)・Kさん(右)と支援員Tさん(中央)

 

いつものように風のガーデンに遊びにおとずれる保育園のこどもたち(左)

 

 

おだやかな日々ではありますが、先日ご利用者Kさんが体調不良により入院し、しばらく経ちました。すこし淋しくなってしまったKさんのお部屋のベッドには、いつのまにかKさんの代わりに「ポチャッコ」というサンリオのキャラクターの姿がありました。Kさんの帰りをベッドを温めて待つかのように可愛く寝かされているポチャッコ──

 

「そういえばKさんのベッドにあるポチャッコって、誰が…?」

「あぁ、あれ、あたしです~」

 

ポチャッコについて支援員Nさんに尋ねてみるとNさんはかろやかに答え、つづけて「ちなみにポチャッコ、支援員Iさんが『ちゃんと熱も測らなきゃ』って言ってて『(あぁポチャッコ、ちゃんと検温もしてもらってるんだ…!)』っておもいました(笑)」と教えてくれました。

 

ベッドに横になるポチャッコ

 

そんなポチャッコの姿をとおして入院中のご利用者Kさんに思いを馳せながら、支援員Nさんのユニークなはからいとそれに乗じた支援員Iさんのユーモア、スタッフの日々を楽しむ力とセンスに、おもわず心をくすぐられたような気がしました。

 

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