Hair

2023.8.21   記入者:大岩(サービス管理責任者)

 

「じゃ、雨が降らないうちにちゃちゃっと行ってきまーす!」

 

朝、玄関でご利用者Hさんと支援員Kさんがお出かけの準備をしていたので声をかけると、Hさんは自分の髪の毛をピョンとつまんでくいくいっと引っ張り、笑いながら玄関のむこうを指差しました。支援員のKさんはそのとなりで靴をはきながら「Hさんの髪が伸びちゃったんで、ちょっとそこまでヘアカットに行こうかとおもって」と教えてくれました。

 

これからヘアカットに行ってくることを手ぶり身ぶりで教えてくれるご利用者Hさん

 

 

 

ちなみに髪染めがお好きなHさんは、支援員がご本人の希望や好みにあわせて薬局などで代理購入してきた市販のヘアカラーをつかい、支援員の手を借りながらしばしば髪を染めています。

 

そのため、きのうまで鮮やかな白髪だったかとおもえば淡いスミレ色になっていたり、流行りのピンク色になっていることもあります。「あれ、今度はこの色にしたんだ!いい感じですね~」と声をかけると、Hさんは目を細め笑いながらこちらの腕をぐいぐいとひっぱり、おもわず「痛い痛い!(笑)」と引っ張られながらこちらもついつい笑ってしまいます。

 

さっぱりとした表情のHさん@美容室

 

白髪染めについては古くは平安時代の医学集にもその記述がみとめられますが、髪の色を変えることは、現代ではその価値観や意識がずいぶんと変わってきています。それはファッションやセルフプロデュース、毎日を楽しんだり気持ちが前向きになれるための手段として取り入れられ、日々の暮らしに溶けこんでいます。

 

Hさんはきょうも髪色をファッショナブルに着こなし、愛らしい表情で笑いかけてくれるのでした。

 

誕生月にケーキを召し上がるHさん