朝日に匂ふ山ざくら

2024.4.5 記入者:大岩(サービス管理責任者) 

 

 

先日、法人に隣接する駒場東邦中学校・高等学校の学生たちがボランティアに来てくれました。今回は事業所周辺の清掃活動ではなく「風のガーデンに花を植える」という活動のため訪れ、一緒に花を植えました。

 

今回参加した学生のみなさんは以前の法人紹介の講演会に参加していたとのことで、有志で集まってくれたメンバーでした。

 

▼講演会についての記事はこちら

 

 

「これって…どうすればいいんですか?」

 

花を植えた経験がない学生のみなさんに、苗をポットから出す方法や、出したあとにすこし土をほぐしたり根が詰まっていれば取り除いたりすることを伝えながら、いっしょに植えました。短時間の活動ではありましたが、ご利用者が足をはこんだりこどもたちが走りまわり遊ぶ場所に彩りがまた増え、にぎやかになりました。

 

 

 

いっぽうで春の浅みどりに、ひっそりとほのかな淡い桜色のしずかなほのおをにじませている桜の一もと二もとが法人構内にはみうけられるようになり、ご利用者のみなさんと花見を楽しむことができました。

 

目黒区内の公園や緑道などには約2,200本の桜がありますが、そのうちのいくらかが、見ごたえのあるものとして法人構内に行き交う人びとにその姿をしめしていました。ひしひしと人々をつつむ透明な気配を感じながら、その饒舌に身をかざろうとしない姿にご利用者のみなさんの姿がかさなり、そっと心の奥を捉えるのでした。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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