2022.6.11 記入者:大岩(サービス管理責任者)
目黒恵風寮にはスタッフによる「研修委員会」があり、先月までに研修委員会主催の内部研修を一つおこないました。
それは支援員を対象に、障害福祉サービス施設で働く支援員のためのオンライン研修サービス『サポーターズカレッジ』(https://live-learning.jp/)を活用し、「支援者のマナー」というテーマ内容の研修動画を支援員各自に受講してもらったのものです。受講に際しては事業所内のPCやタブレット端末を活用してもらい、受講後は、会議で受講研修内容について話し合いの場を設けて感想の共有とあわせて「フロアでできていること・できてないこと」「フロアでできる改善点」を中心にフロア毎に話し合ってもらいました。
各フロアの感想として「改めて自分自身の態度を意識・振り返る機会となった」といった意見が目立ちました。そして利用者支援の改善点としては、「ご利用者へは人としての接するときの基本的なマナーを意識する」「ご利用者への対応困難時やゆとりがないときには他のスタッフに協力を得る」「待たせてしまったご利用者には言葉がけなどのアフターケアを心がける」といった内容が挙げられました。
「こういった機会があることでみんなの考えていることを聞けてよかった」
ベテランの職員からはそんな声があり、また新任職員からも「先輩の意見を聞くことができてよかった」という感想もあり、一人ひとりが立ち返り考えるための良い機会になったようです。
なお、研修委員会では今後の内部研修案として「認知症と知的障害高齢者」「衝動性への支援と暴力の発生」「クライシスマネジメント」「チームでの視点」等のテーマも挙がっています。事業所の実態に照らしながら、優先順位をつけて取り組み、オンラインでの研修ツールを今後も活用しながらご利用者の日々の生活にとって良いものになるようつなげていきたいとおもいます。