2022.4.12 記入者:大岩(サービス管理責任者)
四月上旬になり、いつもより朝早く出勤した日に、ひとりコソコソと「誰にも見つからないうちに…!」と、風のガーデンに鯉のぼりを飾りました。
ご利用者や職員はもとより、他施設のこどもたちや職員、地域の方々も、風になびいて悠々とおよぐ鯉のぼりの姿を見上げては「あ、鯉のぼりだ」と和やかな表情を浮かべています。
鯉のぼりは目黒恵風寮の作業棟にある喫茶室の窓越しにも眺めることができ、喫茶室所属の職員Hさんからは「利用者のみなさんも喫茶室でお茶を飲みながら『鯉のぼりがある~!』って嬉しそうに話しているよ」と教えてもらいました。
ちなみに鯉のぼりの意味を調べていてはじめて知ったことは、五色のひらひらとしたものが「吹き流し」と呼ばれるものだということです。この吹き流しには魔除けの効果があるそうです。
「この鯉のぼりがみんなを守ってくれている」
ほんのちょっとだけ角度を変えてみてみると、鯉のぼりの見え方がすこしちがってくるなとおもいました。
ご利用者Kさんがふらっといらっしゃったので、一緒に記念撮影をしました。Kさんは鯉のぼりのようすを見ると「あっ!」と指をさしながらニヤッと笑みを浮かべていました。
そしてパシャパシャと写真を撮り終えると、たまたま近くにいた支援員のSさんとNさんが「大岩さーん!わたしたちも撮ってくださ~い!」と照れくさそうに笑いながら声をかけてくれました。
風のとおり道でのびのびとおよぐ鯉のぼりを通して、みんなで季節を楽しんでいます。