2025.6.3 記入者:大岩(サービス管理責任者)
「ねぇ、ちょっとちょっと。こっち来て」
「ん、なになに?」
「(小声で)今度、ミッキーに会いに行ってくるから、ね。」
手招きをして耳もとでコショコショッとそう教えてくれた数日後、ご利用者Mさんはご利用者Hさんと支援員Nさん・Sさんとともに、かねてより外出希望されていたディズニーシーへの一泊旅行へおでかけされました。



過去には大好きなミッキーマウスに手紙を書いたこともあるMさんですが、カレーやポップコーンなどおいしいものを食べたり、アラジンの空飛ぶ絨毯の乗りものやディズニーキャラクターとの写真撮影会、日が沈みはじめたころに始まるショーやホテルの窓辺からみえた花火など、ぞんぶんに楽しめたようでした。
また、ふだんは食の細いご利用者Hさんがこの日は「うまい!うまい!」とナンカレーをすすんで召し上がる姿がみられたそうです。




ちなみに後半、「Nさん、つぎ何乗ります~?!」とウキウキわくわくだった支援員Sさんを「いやいや、もうHさんもMさんもみんな疲れてるから!帰るよ!」と先輩支援員Nさんがしっかりとストップかけて「はわわわ!」とNさんがなったくらいにはスタッフ側もいっしょになって楽しめたようでした。
ご利用者と一緒になっておもいっきり楽しむこと、「どこに行くか」とおなじくらい「誰と行くか」が大切なのかもしれないこと、そんなことが頭をよぎりました。


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