2025.10.27 記入者:大岩(サービス管理責任者)

富士山では数日前に初冠雪が観測され、七十二候では「霜降」の初候「霜始降(しもはじめてふる)」に入りました。町には木犀のかおりがいっぱいにひろがり、それがどことなく秋のさびしい気分を誘います。ご利用者の散歩のあしもとを彩る落葉もふえ、来月には恒例となっている近隣の学生による落ち葉掃きの清掃ボランティアを予定しています。
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冬にちかづくことで深まる朝晩の寒暖差や空気の乾きは、しらずしらず、からだに小さな疲れやだるさをもたらします。暦の知恵では、こんなときこそ、旬の食材とバランスのよい献立で体を守ることが大切とされています。旬のものをとりいえて五味五色を意識したバランスのよい献立がちょっとした楽しみになりますが、目黒恵風寮でも、栄養士・調理員が考えつくり提供している食事をみなさんに召し上がっています。
ご利用者によっては、フロアにおとずれた調理員に「きょうのごはんなに~?」と尋ね、そこから談笑される姿を目にすることもめずらしくありません。ほんのささいな機会だとしても、ふだんごはんを作っている人がどんなひとか分かり目に見える関係があるのは、なんだかほほえましい光景として映ります。

アスパラ炒め、マカロニサラダ、味噌汁、芋のロールケーキ



