河よりも長くゆるやかに

2023.3.31 記入者:大岩(サービス管理責任者)

 

ご利用者Mさん「おっおいっわちゃんっ」

ご利用者Oさん「たお~!いってくるね」

 

朝、名前を呼ばれたのでおもわず声のするほうを見ると、MさんとOさんが連れ立ってお散歩に行かれるところでした。以前までは「大岩さん」と呼んでいたOさんですが、さいきんは大岩の下の名前で「たお~」と呼んでくれるので、すこしくすぐったい気持ちでいってらっしゃいと見送ります。

 

 

風のガーデンではいまでも毎週水曜日と金曜日に園芸活動のボランティアのみなさまがいらっしゃり、畑と庭の手入れをつづけてくださっています。まわりでは保育園のこどもたちが駆けまわりキャッキャと遊び、畑の土のまえにしゃがみながら不思議そうに「おいもはどこに埋まってるの~?」とボランティアの方と交流する様子もみられます。畑にはじゃがいもがすでに植えられていて、これからボランティアの方々がオクラの苗や人参の種を蒔いてくださる予定で、ご利用者と水まき楽しめるようになります。こうして地域交流もほそぼそと、ゆるやかにつづいています。

 

又、風のガーデンにはビオトープもあるので、ときどきご利用者といっしょに「どれどれ~」と覗いてみたり、ごはんやりをします。

 

「え、メダカ?あ、ほんとだ、メダカちゃんだ。かわい~」とご利用者Sさん

 

そして今年は桜が散るのがはやく、時間をみつけては散歩がてらのお花見をみなさん楽しまれています。からだを風はさあっとここちよく吹き抜け、桜吹雪が長くゆるやかに、ひらひらとおちていくのでした。

 

 

法人構内中央通り

 

 

 

  

   

  

 

   

  

  

  

  

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