“風のガーデンこまば”が出来るまで

昨年の春に、ボランティア希望のTさんから、「庭の草むしりでも良いので何かできることをさせてください」と連絡がありました。

世の中はコロナで、お近くに住んでいる高齢の方々も行く場所が無くなりました。こんな時だから、施設も日頃からお世話になっている地域の方と一緒に何か取り組みたいとの思いで、屋外の草むしりをお願いすることにしました。有難いことに4人の方がボランティアを希望してくださり、週に一度、施設の敷地内の草むしりをしてもらうことになりました。

それから、殺風景だった畑を綺麗にしてもらい、そこをガーデニングが出来る場所にしようとプロジェクトを立ち上げました。ちょうど、良い機会だったので目黒区健康福祉部高齢福祉課  いきがい支援係の事業である「めぐろシニアいきいきポイント」を活用しました。そして、週に3回の活動に変更し、新たに2人の女性が加入してくださいました。      

昨年の11月の緊急事態宣言中は活動を休止、今年から活動を再開しました。活動日には熱を測ってもらい、体調に変わりが無ければ来て頂くことにし、密にならないよう取り組んでいます。

そして、人工芝を引き、花壇を作り、今では法人内の保育園の園児さん達が毎日のように遊びに来てくれています。目黒恵風寮のご利用者も、ここでお茶会をしています。

まだまだ、これからもご利用者が楽しめる場所をボランティアの方々と一緒に作っていこうと思います。

(支援員・平井)